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第2話「調査!!」

Posted by 桜埜春佑 on 31.2011 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
                          1
「うおおおおおおお!!」
「ぐおおおおおおお…」
「やった!!」
「マジかよ!!」
「すごい…」 
 謎のプレートを拾った晴天悟郎、河島竜一、猪熊統治の三人は謎のベルトによって仮面ライダーサードに変身して警察に追われる身の修道女三条加奈に襲いかかる謎の怪物クリーチャーの軍勢を退けた。ところが…
「えっ!?」
「なにやってんだよあんた!?」
 それは悟郎が変身を解いて束の間のことだった。突然鳴り響いた金属音。それは手錠が手にかけられる音だった。そして、その手錠を腕にかけられたのは加奈。かけた主は竜一だった。
「三条加奈。殺人の容疑で逮捕する。」
「ふざけんなよ、おい!!」
「…私は殺人なんてやっていません!!」
「事情は警視庁で聞こうか。」
「…そんな。」
「おいちょっと待てよ!!」
「悪く思うな、これが俺の仕事だ。一時三十八分逮捕!!」 
 結局竜一は悟郎と統治の制止も無視し、加奈を警視庁に連行して行った。
                       2
「私はやっていません!!」
「嘘をつくな!!現場には貴様以外いなかったんだぞ!!貴様がやったに決まっているだろ!!」
「…………」 
 そして、警視庁では取調室で加奈の取調べが始まった。加奈はここでも無罪を主張している。しかし、ものすごい見幕で怒鳴っているのは竜一ではなく彼の先輩刑事。その先輩刑事はまるで加奈を犯人と決め付けているようだった。一方の竜一はその様子を一言も発せずに見ていた。
「おい、河村!!」
「河島です!!」
「お前も何か言ってやれ!!」
 竜一の苗字を河島ではなく河村とわざとらしく名前を間違えた先輩刑事は彼に対して「お前も何か言え」と偉そうに命令する。
「きみ、本当の殺しをしてないんだな?」
「もちろんです。」
「…分かった。」 
 竜一は「きみは本当に被害者を殺していないのか」と加奈に尋ねた。加奈は殺していないと断言した。それを聞いた竜一は何かを決意した様子を見せた。
「おい、竜一はいるか!?」
「源さんどうしました?」
「下で二人の若造が騒いでいるんだ。殺人課の河島竜一を出せって。」
「まさか…」 
 そこへ、竜一とコンビを組むベテラン刑事老川源蔵が入ってきた。彼によると二人の青年が署内で騒ぎを起こしていて「河島竜一を出せ」と大騒ぎしていると言う。竜一にはその二人の青年に心当たりがあり、その二人が騒いでいる場所に急行した。
「河島竜一を出せ!!」
「三条加奈は無実だ!!やつは不当に彼女を逮捕したんだ!!」
「やっぱり…あいつらか…」
「知り合いか?」
「恥ずかしいですが、アンパン一個でケンカした相手です。」
「はあ?」
 そこにいたのは悟郎と統治だった。彼らは冤罪で不当逮捕された加奈の釈放を求めて警視庁に乗り込んだのだった。
「止せ、ここをどこだと思っているんだ!!」
「出てきたか…」
「あの子を釈放しろ。あの子は人殺しをするようなやつじゃない。」 
怒り交じりに加奈の釈放を要求する二人。そんな二人に竜一は呆れかえってしまう。
「そんなことか…」
「なんだと!!」 
 呆れ交じれに「そんなことか」と呟く竜一。その一言は二人に怒りをさらに強くしてしまう。だが、この後竜一は信じられない言葉を口にする。
「安心しろ、これから再捜査の許可を貰いに行く所だ!!」
「えっ!?」
「先輩たちは彼女を犯人だと思っているらしいが、俺はそうは思わん。だから再捜査をするんだ。」
「その言葉に嘘はねえよな!!」
「当然だ。あの子を再捜査につき合わせる。」 
 竜一はこの事件を再捜査すると言った。彼は最初から加奈が殺人を犯しているとは信じていなかったのだ。こうして、修道院殺人事件は再捜査が行なわれることになった。
                       3
「ここです。聖テレジア修道院は…」
「そうか…」 
 竜一と加奈は鑑識班を連れて事件が起きた聖テレジア修道院の門前に立っていた。この一見事件とは無縁な場所で加奈は殺人の濡れ衣を着せられたのだ。ところが…。
「へえここが現場か…」
「マジで殺人事件なんか起きなさそうな所だな。」
「…って、なんでお前たちがここにいるんだ!?」
 よく見るといるはずのない悟郎と統治がこの場にいた。これは一体どういうことなのか?
「なんでって俺たちは無関係じゃないだろ!?」
「そうだ、俺たち三人はこれを拾ってんだ。無関係って言い切れるか?」
「…ふん、好きにしろ。」
 統治は「俺たちは無関係ではない」と言い放った。それに続いた悟郎は「これを拾っている以上俺たちも関係者ではない」と言った。悟郎が言う「これ」とはクリーチャーとの遭遇時に手に入れた三枚のプレートである。二人はなぜ自分たちが謎の鎧を身に纏ってクリーチャーと戦うことになったのかが知りたかった。しかし、それには加奈が住んでいた聖テレジア修道院に行かなくてはならなかった。だから再捜査に同行したのだ。これには竜一も折れてしまった。彼も自分が装着した鎧とプレートの謎については気になっていたのだ。
「すいませーん!!」
 結局四人で再捜査をすることになった。竜一は四人を代表して門前のベルを鳴らした。
「はい…」
「いきなり申し訳ありません。私警視庁の河島です。シスター長殺害事件の再捜査に参りました。」 
応対したのは加奈と歳が近いシスターだった。だが…。
「シスター加奈!?」
「シスターミリア!!」
「お引き取りください!!」
 ミリアという名のそのシスターは加奈の顔を見るなり四人に対して「帰れ」と言い出した。その言動からは彼女は加奈を犯人だと思っているようだ。
「ちょっと待てよ、あんたもこの子が犯人だって言うのかよ!!」
「そうです。なぜなら私が第一発見者なんですから。」
 加奈を犯人視するミリアに激怒する悟郎。だが、ミリアには加奈が犯人だといえる証拠があった。それは自分自身が第一発見者であることである。
「それはただ現場を見ただけの見解じゃないですか。」
「彼女は重要参考人としてここにいます。捜査令状もあります。協力してくれますね!?」
「解りました…。」
 第一発見者であることを強調し、捜査を拒否するミリア。だが、竜一はこうなるだろうと思ってあらかじめ捜査令状を持ってきていたのだ。それを見せられたミリアは渋々捜査を許すことになった。
「シスター加奈が帰ってきた…。」
「なんということでしょう…。」
「…………」
「みんなこの子を犯人扱いかよ。」
「胸くそわりい」
「言いたいやつには言わせておけ。さあ捜査開始だ。」
 ようやく修道院内に通された四人。しかし、中にいたシスターたちもまた加奈を犯人扱いしていた。これに加奈は前を見ることができず、悟郎と統治も怒りを覚える。それでも捜査は行なわれることになった。
「シスター長の部屋…まずはここですか…」
「お願いします。」
 まず現場検証が行なわれたのはシスター長の部屋。じつはここが加奈がシスター長を殺害したとされる現場である。そこには血の痕や人の形をしたロープがそのまま残されていた。早速鑑識たちによって捜査が始まった。ところが…。
「わあ、すげえ!!これが鑑識か!!」
「なんなんですか、あなたは!?捜査の邪魔です!!」
「河島刑事、彼は一体誰ですか?」
「お恥ずかしいのですが、アンパン一個でケンカした相手1号です…」
「アンパン!?」
 犯行現場や鑑識捜査を初めて自分の目で見た悟郎は感激のあまり浮かれて捜査の妨げをする。
「なあ、その粉で指紋取れるんだろ!?」
「子供か、コイツは…」
 事件捜査などどこ吹く風。悟郎はこの現場で行なわれている捜査手法にやたらと興味を示し、周りに迷惑をかける。
「いい加減にしろ!!」 悪気はないものの捜査妨害をする悟郎についに竜一の堪忍袋の緒が切れた。
「なんだよ!!」
「お前な、俺たちは遊びに来ているわけじゃないんだぞ!!」
「捜査を見学してるだけだろ!!」
「どこが見学だ?どこが!?」
 捜査を妨害され烈火のごとく怒る竜一。一方、悟郎は悪気がないせいか悪びれる様子を見せなかった。しかし、これに竜一がある行動に出た。
「えっ!?」
「おい、なんだよこれは!?」
「捜査ができないなら被疑者を見張ってろ。」
「ふざけんな!!」
「これ以上ここにいるなら公務執行妨害で逮捕するぞ!!」
「なんだと!!」
「落ち着いてください。大聖堂に行きましょう。」
「ちっ!!」
 堪忍袋の緒が切れた竜一は加奈の両手の手錠を片方はずすと悟郎の右手につないだ。彼は「捜査に協力できないのなら被疑者を見張っていろ。これ以上捜査を妨害するのなら公務執行妨害で逮捕するぞ」と言った。ここに悟郎がいたら捜査が進まないと感じ、被疑者の建て前のもとこの場を離れさせたのだ。対する悟郎は邪魔者扱いされて怒りを覚えるが、加奈に宥められてこの場を去って行った。
「あれ…猪熊はどこ行った?」
「お連れの方なら調べたいことがあると言って書庫に行きましたよ。」
「書庫?そうか…これについて調べてるのか。」
 悟郎を現場から追い出した直後、竜一は統治がさっきからこの場にいないことに気付く。鑑識班の話によると統治は書庫にいると言う。どうやら先ほど拾ったプレートについて調べに行ったらしい。と、そこへ…。
「おーい!!」
「何やってんだ、現場捜査中だぞ。勝手なことをするな!!」
「わりい…あれ、あの晴天と加奈ちゃんはどこ行った?」
「ああ、捜査が進まないから別の場所に行ってもらったよ。」
 竜一が統治の話題をした途端、当の統治が戻ってきた。
「ところでその本はなんだ?」
 しかし、よく見ると統治の手には一冊の本が握られていた。
「これか?あのプレートのことが判らないかと思って書庫を調べてたらこの本を見つけたんだ。それであのプレートとベルトのことが載ってたんだ。」
「なんだって!?」
 統治はあの謎のプレートのことを調べていた。そして、最終的にこの本に記されている内容にたどり着いたという。
「なんて書いてあったんだ?」
「じつは…」
 これまで謎に包まれていた謎のプレートと装着者を選ぶベルト。二つの謎はこの一冊の本によって解き明かされる。それには竜一も捜査義務を忘れて食いついた。
「ダメじゃないですか、書庫の本を勝手に持って行っては困ります!!」
 と、その時一人の修道女が現れた。彼女は統治が勝手に本を持ち出したことに怒っているようだ。
「すいません。もう内容は解りましたからお返しします。」
 統治は勝手に本を持ち出したことを謝り、中の内容は解ったからと言って素直に本を返そうとした。
「ちょっと待った!!」
 しかし、なぜか竜一はそれを止めた。
「すいません、左手に何を持っているんですか?」
「えーと…それは…。」
 竜一は本を回収しに来た修道女に違和感を覚えた。なぜなら彼女はずっと左手を後ろに隠していたからだ。
「見せてください。」
 「左手を見せなさい」と竜一は詰め寄った。ところが…。
「くっくっく…やはり警察の目は誤魔化せなかったか…」
「なに!?」
「はあっ!!」
「くっ!!」
 その修道女は突然態度を豹変させた。そして、突然竜一に向かってナイフで切りかかった。竜一の読みどおり左手にはナイフが握られていたのだ。と、その時…。
「おいこれ…」
「まさか…」
 突然竜一の腰にあの謎のベルトが現れた。竜一と統治はあることに気付いた。
「貴様、クリーチャーだな!!」
「ほう、プレートを持っていたのか…ご名答。私はクリーチャーだ。」
 二人が解ったことそれは切りつけてきた修道女がクリーチャーであることである。修道女は否定しなかった。
「さあ、その本を返してもらおうか!!」
 修道女は醜悪なカメレオンを模ったクリーチャーへと変貌した。
「猪熊…その本は命に代えても守れ!!」
「言われなくてもそのつもりだ!!」
 竜一は統治に対して「プレートの謎が書かれたその本は死んでも守れ」と言うとスーツの懐からあの青い石が埋め込まれたプレートを取り出した。あの謎のベルトが現れたことは「クリーチャーと戦え」と言われていることと同じである。竜一はカメレオンクリーチャーと戦う意思を見せたのだ。
「変…身…!!」
 「変…身…!!」とそう囁きながら竜一は青い鎧を身に纏った仮面ライダーに変身した。
「ほう、貴様仮面ライダーに選ばれたのか…だが、私に勝てるか!?」
 「私に勝てるか」と不敵に挑発的な言葉を言うカメレオンクリーチャー。彼は能力である自身の姿を消せる能力を発動した。
「甘いな、そこだ!!」
「なに!?ぐはっ!!」
 だが、どんな敵も見逃すことのない竜一の能力には自分の姿を消す能力など無力だった。竜一の目はどんなに姿を隠した相手も見ることができる。竜一が放った弾丸は的確にカメレオンクリーチャーに直撃した。
「観念しろ、俺の目には透明になる能力など通用しない。」
 その後もカメレオンクリーチャーは自分の体を透明にして攻撃の機会を窺うが、その抵抗も空しく次々と竜一の銃撃が当たった。
「おのれ!!」
 そして、カメレオンクリーチャーはとうとう策に溺れてしまう。
「フィニッシュだ!!」
「ぐはっ!!」
 そして、竜一の最後の一弾が放たれ、その一弾がカメレオンクリーチャーを打ち抜いた。
「私を倒して終わりだと思うな…!!私を倒しても三条加奈は殺人犯のままなのだ」
「どういうことだ!?」
「まさか…」
「ぐわあああああああ…!!」
 しかし、死の間際カメレオンクリーチャーは「私を倒しても三条加奈は殺人犯のままだ」と言った。統治にはその言葉の意味を聞こうとするが、カメレオンクリーチャーは答えることもなく爆発四散していった。しかし、竜一にはその言葉の意味が解ったようだ。
「くそっ…そういう事か…」
「どうした、河島!?」
 「そういうことか」と変身を解いた竜一は悔しさまじりに呟いた。
「急ぐぞ、猪熊!!」
「それってまさか…」
 「急ぐぞ」その竜一の一言に統治もカメレオンクリーチャーが最期に言い残した言葉の真意が解った。
「晴天と三条加奈が危ない!!」
 カメレオンクリーチャーの最期の一言から二人は悟郎と加奈に危険が迫っていることを悟った。竜一と統治は大聖堂にいる悟郎と加奈のもとに走った。はたして、カメレオンクリーチャーの最期の言葉の真意とは…?そして、悟郎と加奈の運命はどうなるのだろうか?そして、統治が手に入れた本にはなにが書かれているのか…。

                           …TO BE CONTINUED
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仮面ライダーサード第2話予告

Posted by 桜埜春佑 on 31.2011 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
こんにちは、約9ヶ月ぶりの仮面ライダーサードの本編です。ここ最近仕事の忙しさや暗い出来事があったため、なかなか第2話を作る機会がありませんでしたが、今回ようやく第2話が完成に至りました。それでは予告です。

 殺人の冤罪で警察の追われる修道女三条加奈の無罪を信じる三人の青年晴天悟郎河島竜一猪熊統治は彼女の濡れ衣を晴らすために、事件の捜査をする。しかし、彼らに魔の手が忍び寄っていた。

…といったところで予告はここまでです。この内容は真相は本編でお楽しみください。

第1話「誕生!!」

Posted by 桜埜春佑 on 21.2010 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
                               1
「はあ…はあ…」
 ある寒い日の朝、関東の中心部東京で一人の修道士の少女が追っ手から逃げていた。
「いたか!?」
「いやいない…」
「よし、今度はあっちだ!!」
 程なくして彼女を追ってきた者が現れた。スーツやカジュアルに身を包んだ彼らはじつは警視庁の刑事だった。なぜ犯罪とは無縁そうなこの少女は警察に追われているのだろうか…。
                               2
 時を同じくしてこの街に三人の青年がいた。
「はっ…はっ…はっ!!」
「あっ、統治兄ちゃん。今日も頑張ってるね」
「ああ、俺は未来の世界チャンピオンだからな。」
 一人目は目の前をパンチしながら走っているこの青年。彼の名は猪熊統治(いのくまとうじ)。プロボクサーを志し、田舎から上京してきて三年目。未だに、プロテストでは芽は出ないが、プロの頭角はある未来の世界チャンピオンを夢見る青年である。
「現れませんね…」
「慌てるな、奴はきっと現れる。」
「しかし、こんな女の子が指名手配だなんて…どういうことなんでしょうか?」
「知るか…上のやつらはなにも知らせんからな。」
 二人目はベテラン刑事と共になにかの罪を犯した犯人を追っているこの青年。彼の名は河島竜一(かわしまりゅういち)。警視庁に所属する若手の刑事である。彼は車の運転席で誰かをじっと待っていた。
「バイク便です。お届け物をお持ちしました。」
「ご苦労さまです。」
 そして、三人目はある会社に届け物を届けているバイク便配達員のこの青年。彼の名は晴天悟郎(せいてんごろう)。元暴走族総長の肩書きを社長に変われ配達員をしている青年だ。
「あれ、もうこんな時間か…」
 悟郎は何気なくスライド式の携帯電話を見た。しかし、彼が見ているのはインターネットのサイトではなく小さなデジタル時計だ。その時計はちょうど正午…つまり午後十二時を指していた。
「腹減った…コンビニにでもよるか…」
 腹を空かせた彼はその場所から少し離れたコンビニに立ち寄ることになった。
「いらっしゃいませ。」
 コンビニに入店した悟郎はまず缶コーヒーを手に取ると、次にパンのコーナーに足を運んだ。
「良かった、まだ残ってたぜ。」
 悟郎が買おうとしていたのは一個百円ちょっとのアンパンだった。彼は迷うことなくそれを手に取ろうとした。
「あれ!?」
「んっ!?」
「えっ!?」
 と、その時、悟郎の手の上に他の二つの手が乗っかった。その手の主は竜一と統治だった。
「君たち、これは俺に譲ってくれないか?」
「なに言ってやがる。俺だって腹ペコだ。」
「ざけんな、俺の手が一番下じゃねえか!!」
「お客様方、落ち着いてください。他のお客様のご迷惑になります。」
「うるせえ!!」
 「俺に譲れ」と三人はそれだけを言う。大の男が百円ちょっとのアンパン一個である。店内は騒然となる。ジャケット、スーツ、ジャージとそれぞれ服装の違う三人の青年がケンカ騒ぎを起こしているからである。三人は店員の制止を無視してアンパン一つを巡る口げんかを展開する。
「お止めください!!」
 しかし、それを止めるものが現れた。
「えっ!?」
 三人のケンカを止めたのは一人の少女だった。しかし、三人はその少女を見て驚いた。なぜならその少女は修道女の格好をしていたからだ。
「大の大人がパン一個で恥ずかしいですよ。この子に譲ってください。」
 その少女は三人に対して「パン一つでケンカだなんてみっともない」と叱責し、「この子に譲りなさい」と言う。少女の隣りにはひとりの幼い男の子がいた。この子供も三人がケンカしながらも奪い合っていたアンパンが目当ての客だった。
「わかったよ…」
「俺も諦めるよ。」
「子供相手じゃみっともないしな。」
 少女の言葉に根負けした悟郎たち三人はアンパンを諦めた。アンパン一つでケンカしている自分が恥ずかしく思えてきたのだ。
「君、怖がらせて悪かったな。」
「お詫びにこのコーヒーも持っていけ。」
「俺はそのパン奢ってやるよ。」
 相当反省したのか、竜一は少年に謝罪し、悟郎はお詫びにコーヒーを手渡し、統治はパンの代金を支払った。
「お姉ちゃん、お兄ちゃんたちありがとう!!」
「気をつけてな!!」
 パンを奢ってもらった少年は悟郎たちや謎の少女に礼を言って笑顔で店から去って行った。
「みなさん、譲ってくれてありがとうございました。」
「礼なんていらねえよ。子供相手じゃ譲れなんて言えねえしな。」
「正直大人気(おとなげ)なかったな。」
「もう少しで一生後悔するところだったぜ。」
「皆さん、お優しいのですね。」
「お…おう…」
 彼女は本当は気付いていた。悟郎たちが優しい心を持っていることを…。そうでなければあのままアンパン一個でケンカを続けていただろう。そんな心を読まれ悟郎たち三人は顔を赤くした。年下の女の子に説教された恥ずかしさもあるが、年頃の女の子にそんな優しい言葉をかけられたこともあまり無かったからだ。
「あの…」
 すると、謎の少女はなにか言いたげの様子を見せた。
「どうした?」
「商品を買いたいのですが、どうすればいいんでしょうか?」
「へっ?」 謎の少女は食料を買うためにこの店に入店していた。しかし、そこで三人の口げんかに遭遇してしまったのだ。だが、実際は商品の購入方法さえも知らなかった。
「金は持ってるか?」
「はい!?」
「金だよ、金!!商品を買うための代価だよ!!」
「店でものを買うには金を払わなくちゃいけないんだ。」
「…で、いくら持ってんだ?」
「じつは…」 少女は店で物を買うのに金が必要なことも知らなかった様子であった。彼女は恥ずかしそうに財布とも思える小物入れを開いて見せた。
「えっ…たった一三二円!?」
「おいおい、それじゃあ缶ジュース一本しか買えないぞ。」
 少女は菓子パンとジュースの合計二五〇円相当の品を買おうとしていた。しかし、彼女が持っていた所持金は約一四〇円。全く足りない…五百円玉の一枚も持っていなかった。これには三人も呆れてしまう。
「仕方ねえな…奢ってやるよ。」
 結局悟郎が食事を奢ることになった。彼は菓子パンと缶ジュースをレジに持っていき購入を済ませた。
「ありがとうございました…お金は必ずお返しします。」
「いいよ、元々騒ぎ出した俺たちが悪いんだし…」
「このお礼は必ずさせていただきます。それでは…」
 「このお礼は必ずします」そう言って謎の少女はその場を去って言った。
「なんだったんだ、あいつ…」
「でも可愛い子だったな…」
 三人は嵐のように現れ嵐のように去っていった謎の少女が去っていく様子をただただ見ているしか出来なかった。そのせいでアンパンを巡るケンカのことなどどうでもよくなっていた。
「さてと…仕事に戻るか。」
「そうだ、俺もロードワークを再開しないとな。」
 嵐が過ぎ去り、悟郎と統治は配達の仕事とトレーニングを再開することにした。と、その時…
「あーーーーーーっ!!」
「どうした?」
 二人がやるべきことに戻ろうとした時、突然竜一が大声を上げた。
「あの子を追ってくれ!!」
「はっ!?なに言ってんだ、あんた…」
 突然悟郎のバイクの後部座席に座った竜一。彼は「さっきの娘を追え」と悟郎に言った。
「俺は警視庁の刑事だ。隣町の修道院で起きた殺人事件の容疑者を追っている。あの子はその事件の容疑者だ。」
「分かった!!」
「きみ、自転車借りるぞ!!」
「ちょ…ちょっと!!」
「おい、ちょっと待てよ!!」
 竜一は悟郎と統治に一枚の写真を見せて「あの娘は殺人事件の容疑者だ」と言った。彼が見せた写真に写っていた人物は紛れもなく先程の少女だった。竜一はケンカ騒ぎで彼女を追っていたことをすっかり忘れていたのだ。それを見た悟郎は竜一を後ろに乗せてバイクを走らせ、置いてけぼりを食らった統治はたまたま店に来ていた学生の自転車を無理やり借りて後を追った。

「見失ったか…」
 町中を探し回った三人。だが、結局は見失ってしまい、謎の少女の行方を逃してしまった。
「おい、あの子が殺人事件の容疑者ってどういうことだよ。」
「それにその殺人事件ってなんなんだ?」
 ここで悟郎と統治の疑問が露わになった。警察関係者ではない二人には全てが分からなかった。自分を宥めてくれた少女が殺人事件の容疑者だなんてにわかには信じられなかったのだ。
「そうだな…ここまできたらきみ達も無関係ではないな…分かった、全てを話そう。」
 ここまで巻き込んでしまってはもう二人は無関係ではないと思い、竜一は全てを話す気になった。
「そう言えばまだ自己紹介がまだだったな…」
 悟郎はまだお互いに自己紹介をしていないことに気付いた。
「俺の名は晴天悟郎。フリーターだが、一応今はバイク便の配達員をしている」
「猪熊統治だ。ピザショップバイト兼プロボクサー志望だ。」
「警視庁殺人課刑事河島竜一だ。よろしく。」
 三人はお互いに自己紹介を済ませた。
「それであの子は一体何者なんだ?」
 自己紹介を済ませたところで三人は本題である事件の経緯に迫ることになった。
「あの子の名前はシスター加奈…本名三条加奈(さんじょうかな)。十七歳。隣町にある修道院“聖テレジア修道院”に住んでいる修道女だ。」
「修道女?」
「あの子確かにそんな格好してたな。」
 謎の少女の名は三条加奈(さんじょうかな)。隣町の修道院に住んでいた修道女だった。
「それで事件というのはその修道院で起きた殺人事件っていうのはさっきも言ったな…被害者はその修道院のシスター長。殺害現場にいたのがあの子だ。それで他の修道女の通報で彼女が容疑者として断定された。」
「第一発見者兼容疑者ってことか…」
「そうだ…それで現場から逃走した彼女を俺たち警察は追っていたってことだ。」
 加奈がいた修道院ではシスター長が殺害される事件が起きていた。彼女が一番最初に現場に現れたことから犯人と疑われていたのだ。それを聞いた統治は納得の表情を見せた。
「ざけんな!!」
「お…おい!!」
 統治とは反対に納得がいっていない悟郎は怒りのあまり竜一のむなぐらを掴んだ。
「あの子が人殺しなわけがないだろ!!大体人殺しがあんな優しい言葉をかけるわけがないだろ!!」
「俺だって彼女が犯人だとは思っていない。だが、彼女は現場から逃げた。それは紛れもない事実なんだ!!」
 悟郎はケンカを起こした自分たちを叱り、優しい心を持っていると言ってくれた加奈が殺人犯とは思えなかった。だから、彼女を犯人と決め付けている竜一を許せなかった。一方の竜一も加奈が犯人とは思えないが、現場から逃げている以上容疑者と断定せざるを得なかった。
「…………」
「…………」
「…………」
 三人は言葉を失ってしまう。三人の心に中に同じ一つの気持ちが芽生えていたからだ。それは「加奈は殺人犯なんかじゃない」だった。
「きゃあああああ…」
「悲鳴!?」
「あの子のだ!!」
「なにかあったのか!?」
 と、その時突然悲鳴がこだました。それは加奈の声だった。三人は慌てて声がしたほうに走った。
「あれは…」
「いやあああ…」
 加奈がいたのは大きな公園の中だった。彼女はなぜか大勢に人に襲われていた。
「おい、あれあんたの同僚か?」
「いや、あんな連中警視庁にはいない。」
「気のせいかな、俺にはあの人たちに生気が帯びているように見えねえんだけど…」
「まさか…」
「とにかくあの子を助けるぞ!!」 どうやら加奈を襲っている人たちを竜一は知らなかった。どうやら警察関係者ではないらしい。しかし、竜一は何か気付いたようだ。しかし、このままでは加奈の命が危ないと感じた三人は彼女を助けた。
「んっ…これは!?」
 その時、三人は足に何かが当たる感覚を感じて足元と見た。そこには赤、青、黄色の石が埋め込まれている三枚の鉄の板が落ちていた。三人はそれが何か判らなかったが、何かを感じたのかそれを手に取った。
「大丈夫か!?」
「あなたたちはさっきの…」
「逃げるぞ。立てるか?」
「逃げてください。」
「なに言ってるんだ、君も逃げるんだよ!!」
「あの人たちは人間ではありません。」
「なに!?」
 逃げるように言う三人に加奈は「自分のことはいいから逃げろ」と言う。彼女が言うには目の前ににじり寄っている人たちは人間ではないらしい。
「うおおおおおお…」
「なんだありゃ?」
 すると、加奈を襲ってきた人物たちが怪物と化した。一体どういうことなのか?
「あれは“クリーチャー”だ。」
「クリーチャー!?」
「人間に擬態する能力を持っている人型の怪物だ。本物そっくりに化けるために並大抵の人では見抜くことが難しいとされている。実際俺も今初めて見た。」
 竜一は言う…「あれはクリーチャーだ」と…。クリーチャー…それは人間に擬態することが出来る能力を持つおぞましい謎の生命体。その様子からも見て取れるように恐ろしい存在である。
「来るぞ!!」
 にじり寄ってくるクリーチャーの軍勢。その数は推定百体はいると思われる。四人は絶体絶命の状況に追い込まれた。
「えっ!?」
 その時、統治の腰にベルトが現れた。
「あれは…」
「なんだこれ…」
「その鉄の板をベルトに装着させてください!!」
「えっ!?」
「早く!!」
「分かった!!」
 統治の腰に装着されたベルトを見た加奈は黄色い石が埋め込まれた鉄板をベルトに装着させるように言う。
「変身…」
 状況を察したのか、統治は何かに導かれるように「変身…」と囁きながら黄色い石が埋め込まれている鉄板をベルトに装着した。
「こ…これは…」
 その瞬間、統治の体に鎧が装着された。統治は黄色い目の仮面を身につけ、黄色い鎧を纏った戦士になった。
「邪悪なる者を滅する聖なる戦士…仮面ライダーサード!!」
「仮面ライダーサード…」
「この姿のことか…」
「すげえ…」
 加奈は言う「これは邪悪なものを滅する戦士仮面ライダーサードだ」と…これには変身した統治だけではなく、悟郎と竜一も驚いた。
「なんだ…腕に力がみなぎるぞ…」
「その鎧は格闘能力に適した鎧です。」
「格闘能力!?それは俺の専門分野だ!!」
「戦ってください!!」
「言われなくてもやってやるぜ!!」
 統治が変身した姿は格闘能力に適していた。プロボクサー志望である統治にとってそれは専門分野だった。
「いくぜ!!」
 無数にいるクリーチャーの軍勢に果敢に立ち向かっていった統治。
「ぐおおおお…」
 得意なボクシングスタイルを駆使して敵の軍勢に立ち向かっていく統治。その強さは本物で殴られたクリーチャーは次々と爆発四散していく。
「ぶっとべーーーーー!!」
「ぐおおおおおおおおお…」
 統治はアッパーカットで一体のクリーチャーを宙に飛ばした。その宙に舞ったクリーチャーは空中で爆発四散した。
「次は誰だ!!」
 仮面ライダーとしての自分の強さに気付いた統治は大勢いるクリーチャーに対して挑戦的になる。ところが…。
「うわあ!!」
 統治は突然後ろから攻撃を受けた。それは遠方からの狙撃だった。遠距離攻撃をする敵がいたのだ。どうやら、この姿は遠距離攻撃には不利なようだ。
「なんだ…変身が解けたぞ!!」
「落ち着いてください、そのベルトは装着者を状況に応じて選ぶんです。どうやらあなたでは遠方の敵には不利だとみなされたようです。」
「そういうことは先に言え!!」
 その時、突然統治の変身が解けてしまった。しかし、加奈によるとベルトは状況に応じて装着者を選ぶらしく、格闘スタイルの統治では遠距離戦は不利だとみなされたようだ。
「さがってろ!!どうやら次に戦うのは俺のようだ!!」
「分かった…」
 そこに名乗りを挙げたのは竜一だった。彼の腰にはちゃんとベルトが装着されていた。
「変…身…!!」
 竜一は「変…身…!!」と囁きながらベルトに青い石が埋め込まれた鉄の板を装着した。すると、彼の体は青い目を持った仮面と青い鎧を身に纏った。
「これが俺の戦闘スタイルか…」
「その鎧は銃撃に長けています。それと同時に壁に先まで見ることが出来ます。」
「そういうことか!!」
 仮面ライダーとなった竜一の右手には銃が握られていた。どうやらこの鎧は銃撃をメインとしているようだ。
「そこか!!」
「ごおおおお…」
 それを知った竜一は狙撃を仕掛けようとする敵を的確に打ち抜いていく。
「隠れても無駄だ!!」
「がああああ…」
 物陰に隠れても竜一に銃の前には無駄な足掻きであった。竜一の力を込めた銃弾は分厚いレンガの壁さえも貫いた。
「もう遠くから狙ってくるやつはいないのか…」
 しばらくして狙撃を仕掛けてくる敵はいなくなった。竜一は拍子抜けしてしまう。だが…
「うおおおおお…」
「なに…!?うわあ!?」
 今度は剣や斧などの白兵戦用の武器を持ったクリーチャーが奇襲を仕掛けてきた。それに対応が遅れた竜一は反撃することもできずに攻撃を受けてしまう。
「変身が解けた…このクリーチャーは俺には不利ってことか…」
 奇襲を受けたと同時に変身が解けてしまう。どうやら、竜一の鎧は白兵戦に不利なようだ。
「後は俺に任せろ!!」
「頼んだぞ!!」
 今度は悟郎が名乗りを挙げた。もちろん彼の腰にはあのベルトが装着されていた。
「変身!!」
 大きな動きをしながら「変身!!」と叫ぶ悟郎は赤い石が埋め込まれている鉄の板をベルトに装着した。すると、彼の体は赤い目の仮面と赤い鎧を身に纏った。彼の手には長い槍が握られていた。
「その鎧は白兵戦に適しています。」
「よっしゃ!!」
 鎧の仕様を加奈から聞いた悟郎は自信満々に敵に立ち向かっていった。
「覚悟しやがれ!!」
 悟郎のやりは敵をどんどん貫いていく。
「うおおおおお…!!」
 そして、敵を一掃するために槍を力いっぱいに回して敵を吹き飛ばしていく。だが…。
「くそ…まだいるのか…キリがねえ…」
 しかし、それでも敵は歩みを止めなかった。悟郎は万策尽きていた。と、その時…
「なんだ…足に力がみなぎっていく…」
 悟郎は右足に力がみなぎっていくのを感じる。よく見ると右足から白い光が放たれていた。
「そうか!!」
 悟郎がなにかに気付いた。すると、彼は槍を使って棒高跳びの要領でジャンプした。
「うおおおおおおお!!」
 そして、空中で宙返りをし、白い光を放っている右足を伸ばすと斜めに急降下していった。どうやら無数の敵をこの一発のキックで玉砕させるらしい。
「ぐおおおおおおお…」
「やった!!」
「マジかよ!!」
「すごい…」
 その攻撃は見事命中。クリーチャーの軍勢は全滅した。そして、燃え盛る公園の中には竜一と統治、加奈…そして、仮面ライダーサードとなった悟郎の姿があった。
 だが、彼らは知らない…これはこれから起こる過酷な戦いの序章であると…。

                                   …TO BE CONTINUED

仮面ライダーサード第1話予告

Posted by 桜埜春佑 on 21.2010 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
数奇な運命によって出会った三人の青年と一人の少女…

謎の怪物に襲われる少女を目の前にして三人の青年は戦うための力を得た。それは聖なる戦士仮面ライダーサードの誕生だった。

今戦う宿命に巻き込まれた三人のライダーの戦いが始まる!!

仮面ライダーサード紹介

Posted by 桜埜春佑 on 21.2010 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
オリジナルヒーロー小説「召獣戦隊マジックフォース」に続いてオリジナルヒーロー(ただし版権ですが…)第2弾が完成しました。第1弾では戦隊ヒーローでしたが、今回の第2弾のテーマは「仮面ライダー」です。しかも、私自身が構想したオリジナルです。
イメージ段階では「西遊記の孫悟空、沙悟浄、猪八戒が仮面ライダーに変身しおぞましい怪物に命を狙われる三蔵法師を守る」という内容だったので、登場人物は「西遊記」に登場するキャラクターが名前の由来になっています。ただ、作風はやや平成シリーズ寄りになってしまいました。
さて、まず最初は三人の主人公とヒロインの紹介です。この四人は三蔵法師一行の各メンバーが名前の由来になっています。皆さんは誰が誰なのかわかるでしょうか?
ちなみにここしばらくは「マジックフォース」とこの「仮面ライダーサード」のツートップで行きたいと思っています。

<ストーリー>
フリーターの晴天悟郎、刑事の河島竜一、プロボクサー志望の猪熊統治は一人の修道女と出会う。
だが、彼女は不気味な怪物の群れに襲われる。彼女を助けたいと思った時三人に戦う力が宿る。
それが聖なる戦士「仮面ライダーサード」の誕生だった。
それは数奇な運命によって出会った彼らの戦いの始まりだった。

<登場人物>
晴天悟郎(せいてんごろう)
主人公の一人。自由気ままに生きるフリーターだが、現在はバイク便の配達員をしている。
短気で怒りっぽいが、正義感は人一倍強く理由もなく人を傷つけることを嫌う。
フリーターではあるが、元々は暴走族の総長をしていた。20歳。

河島竜一(かわしまりゅういち)
主人公の一人。警視庁に籍を置くエリート刑事。父親はその警視庁の警視総監。それ故に上の警察官たち(一部)からは「親の七光りだ」と言われ快く思われていない。しかし、実力は本物で次期警視総監は間違いないとも言われている。
だが、そのことを鼻にかけるのを嫌う。22歳。

猪熊統治(いのくまとうじ)
主人公の一人。プロボクサーを夢見て田舎から上京してきた青年。学生時代はそれなりに強いボクサーだった。しかし、なかなかプロになれないことに思い悩んでいる。だが、それなりに頭角はあるようである。
短気な悟郎と冷静な竜一の間を取り持つが、失敗が多い。21歳。

三条加奈(さんじょうかな)
ヒロイン。元々は修道院に住んでいる修道女だったが、そこで発生した殺人事件の容疑者として警察から追われているところを悟郎たちと出会う。
考え方の違う三人のまとめ役で、彼女が唱える呪文によってライダーの変身を強制解除することができる。17歳。
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