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第1話「誕生!!」

Posted by 桜埜春佑 on 21.2010 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
                               1
「はあ…はあ…」
 ある寒い日の朝、関東の中心部東京で一人の修道士の少女が追っ手から逃げていた。
「いたか!?」
「いやいない…」
「よし、今度はあっちだ!!」
 程なくして彼女を追ってきた者が現れた。スーツやカジュアルに身を包んだ彼らはじつは警視庁の刑事だった。なぜ犯罪とは無縁そうなこの少女は警察に追われているのだろうか…。
                               2
 時を同じくしてこの街に三人の青年がいた。
「はっ…はっ…はっ!!」
「あっ、統治兄ちゃん。今日も頑張ってるね」
「ああ、俺は未来の世界チャンピオンだからな。」
 一人目は目の前をパンチしながら走っているこの青年。彼の名は猪熊統治(いのくまとうじ)。プロボクサーを志し、田舎から上京してきて三年目。未だに、プロテストでは芽は出ないが、プロの頭角はある未来の世界チャンピオンを夢見る青年である。
「現れませんね…」
「慌てるな、奴はきっと現れる。」
「しかし、こんな女の子が指名手配だなんて…どういうことなんでしょうか?」
「知るか…上のやつらはなにも知らせんからな。」
 二人目はベテラン刑事と共になにかの罪を犯した犯人を追っているこの青年。彼の名は河島竜一(かわしまりゅういち)。警視庁に所属する若手の刑事である。彼は車の運転席で誰かをじっと待っていた。
「バイク便です。お届け物をお持ちしました。」
「ご苦労さまです。」
 そして、三人目はある会社に届け物を届けているバイク便配達員のこの青年。彼の名は晴天悟郎(せいてんごろう)。元暴走族総長の肩書きを社長に変われ配達員をしている青年だ。
「あれ、もうこんな時間か…」
 悟郎は何気なくスライド式の携帯電話を見た。しかし、彼が見ているのはインターネットのサイトではなく小さなデジタル時計だ。その時計はちょうど正午…つまり午後十二時を指していた。
「腹減った…コンビニにでもよるか…」
 腹を空かせた彼はその場所から少し離れたコンビニに立ち寄ることになった。
「いらっしゃいませ。」
 コンビニに入店した悟郎はまず缶コーヒーを手に取ると、次にパンのコーナーに足を運んだ。
「良かった、まだ残ってたぜ。」
 悟郎が買おうとしていたのは一個百円ちょっとのアンパンだった。彼は迷うことなくそれを手に取ろうとした。
「あれ!?」
「んっ!?」
「えっ!?」
 と、その時、悟郎の手の上に他の二つの手が乗っかった。その手の主は竜一と統治だった。
「君たち、これは俺に譲ってくれないか?」
「なに言ってやがる。俺だって腹ペコだ。」
「ざけんな、俺の手が一番下じゃねえか!!」
「お客様方、落ち着いてください。他のお客様のご迷惑になります。」
「うるせえ!!」
 「俺に譲れ」と三人はそれだけを言う。大の男が百円ちょっとのアンパン一個である。店内は騒然となる。ジャケット、スーツ、ジャージとそれぞれ服装の違う三人の青年がケンカ騒ぎを起こしているからである。三人は店員の制止を無視してアンパン一つを巡る口げんかを展開する。
「お止めください!!」
 しかし、それを止めるものが現れた。
「えっ!?」
 三人のケンカを止めたのは一人の少女だった。しかし、三人はその少女を見て驚いた。なぜならその少女は修道女の格好をしていたからだ。
「大の大人がパン一個で恥ずかしいですよ。この子に譲ってください。」
 その少女は三人に対して「パン一つでケンカだなんてみっともない」と叱責し、「この子に譲りなさい」と言う。少女の隣りにはひとりの幼い男の子がいた。この子供も三人がケンカしながらも奪い合っていたアンパンが目当ての客だった。
「わかったよ…」
「俺も諦めるよ。」
「子供相手じゃみっともないしな。」
 少女の言葉に根負けした悟郎たち三人はアンパンを諦めた。アンパン一つでケンカしている自分が恥ずかしく思えてきたのだ。
「君、怖がらせて悪かったな。」
「お詫びにこのコーヒーも持っていけ。」
「俺はそのパン奢ってやるよ。」
 相当反省したのか、竜一は少年に謝罪し、悟郎はお詫びにコーヒーを手渡し、統治はパンの代金を支払った。
「お姉ちゃん、お兄ちゃんたちありがとう!!」
「気をつけてな!!」
 パンを奢ってもらった少年は悟郎たちや謎の少女に礼を言って笑顔で店から去って行った。
「みなさん、譲ってくれてありがとうございました。」
「礼なんていらねえよ。子供相手じゃ譲れなんて言えねえしな。」
「正直大人気(おとなげ)なかったな。」
「もう少しで一生後悔するところだったぜ。」
「皆さん、お優しいのですね。」
「お…おう…」
 彼女は本当は気付いていた。悟郎たちが優しい心を持っていることを…。そうでなければあのままアンパン一個でケンカを続けていただろう。そんな心を読まれ悟郎たち三人は顔を赤くした。年下の女の子に説教された恥ずかしさもあるが、年頃の女の子にそんな優しい言葉をかけられたこともあまり無かったからだ。
「あの…」
 すると、謎の少女はなにか言いたげの様子を見せた。
「どうした?」
「商品を買いたいのですが、どうすればいいんでしょうか?」
「へっ?」 謎の少女は食料を買うためにこの店に入店していた。しかし、そこで三人の口げんかに遭遇してしまったのだ。だが、実際は商品の購入方法さえも知らなかった。
「金は持ってるか?」
「はい!?」
「金だよ、金!!商品を買うための代価だよ!!」
「店でものを買うには金を払わなくちゃいけないんだ。」
「…で、いくら持ってんだ?」
「じつは…」 少女は店で物を買うのに金が必要なことも知らなかった様子であった。彼女は恥ずかしそうに財布とも思える小物入れを開いて見せた。
「えっ…たった一三二円!?」
「おいおい、それじゃあ缶ジュース一本しか買えないぞ。」
 少女は菓子パンとジュースの合計二五〇円相当の品を買おうとしていた。しかし、彼女が持っていた所持金は約一四〇円。全く足りない…五百円玉の一枚も持っていなかった。これには三人も呆れてしまう。
「仕方ねえな…奢ってやるよ。」
 結局悟郎が食事を奢ることになった。彼は菓子パンと缶ジュースをレジに持っていき購入を済ませた。
「ありがとうございました…お金は必ずお返しします。」
「いいよ、元々騒ぎ出した俺たちが悪いんだし…」
「このお礼は必ずさせていただきます。それでは…」
 「このお礼は必ずします」そう言って謎の少女はその場を去って言った。
「なんだったんだ、あいつ…」
「でも可愛い子だったな…」
 三人は嵐のように現れ嵐のように去っていった謎の少女が去っていく様子をただただ見ているしか出来なかった。そのせいでアンパンを巡るケンカのことなどどうでもよくなっていた。
「さてと…仕事に戻るか。」
「そうだ、俺もロードワークを再開しないとな。」
 嵐が過ぎ去り、悟郎と統治は配達の仕事とトレーニングを再開することにした。と、その時…
「あーーーーーーっ!!」
「どうした?」
 二人がやるべきことに戻ろうとした時、突然竜一が大声を上げた。
「あの子を追ってくれ!!」
「はっ!?なに言ってんだ、あんた…」
 突然悟郎のバイクの後部座席に座った竜一。彼は「さっきの娘を追え」と悟郎に言った。
「俺は警視庁の刑事だ。隣町の修道院で起きた殺人事件の容疑者を追っている。あの子はその事件の容疑者だ。」
「分かった!!」
「きみ、自転車借りるぞ!!」
「ちょ…ちょっと!!」
「おい、ちょっと待てよ!!」
 竜一は悟郎と統治に一枚の写真を見せて「あの娘は殺人事件の容疑者だ」と言った。彼が見せた写真に写っていた人物は紛れもなく先程の少女だった。竜一はケンカ騒ぎで彼女を追っていたことをすっかり忘れていたのだ。それを見た悟郎は竜一を後ろに乗せてバイクを走らせ、置いてけぼりを食らった統治はたまたま店に来ていた学生の自転車を無理やり借りて後を追った。

「見失ったか…」
 町中を探し回った三人。だが、結局は見失ってしまい、謎の少女の行方を逃してしまった。
「おい、あの子が殺人事件の容疑者ってどういうことだよ。」
「それにその殺人事件ってなんなんだ?」
 ここで悟郎と統治の疑問が露わになった。警察関係者ではない二人には全てが分からなかった。自分を宥めてくれた少女が殺人事件の容疑者だなんてにわかには信じられなかったのだ。
「そうだな…ここまできたらきみ達も無関係ではないな…分かった、全てを話そう。」
 ここまで巻き込んでしまってはもう二人は無関係ではないと思い、竜一は全てを話す気になった。
「そう言えばまだ自己紹介がまだだったな…」
 悟郎はまだお互いに自己紹介をしていないことに気付いた。
「俺の名は晴天悟郎。フリーターだが、一応今はバイク便の配達員をしている」
「猪熊統治だ。ピザショップバイト兼プロボクサー志望だ。」
「警視庁殺人課刑事河島竜一だ。よろしく。」
 三人はお互いに自己紹介を済ませた。
「それであの子は一体何者なんだ?」
 自己紹介を済ませたところで三人は本題である事件の経緯に迫ることになった。
「あの子の名前はシスター加奈…本名三条加奈(さんじょうかな)。十七歳。隣町にある修道院“聖テレジア修道院”に住んでいる修道女だ。」
「修道女?」
「あの子確かにそんな格好してたな。」
 謎の少女の名は三条加奈(さんじょうかな)。隣町の修道院に住んでいた修道女だった。
「それで事件というのはその修道院で起きた殺人事件っていうのはさっきも言ったな…被害者はその修道院のシスター長。殺害現場にいたのがあの子だ。それで他の修道女の通報で彼女が容疑者として断定された。」
「第一発見者兼容疑者ってことか…」
「そうだ…それで現場から逃走した彼女を俺たち警察は追っていたってことだ。」
 加奈がいた修道院ではシスター長が殺害される事件が起きていた。彼女が一番最初に現場に現れたことから犯人と疑われていたのだ。それを聞いた統治は納得の表情を見せた。
「ざけんな!!」
「お…おい!!」
 統治とは反対に納得がいっていない悟郎は怒りのあまり竜一のむなぐらを掴んだ。
「あの子が人殺しなわけがないだろ!!大体人殺しがあんな優しい言葉をかけるわけがないだろ!!」
「俺だって彼女が犯人だとは思っていない。だが、彼女は現場から逃げた。それは紛れもない事実なんだ!!」
 悟郎はケンカを起こした自分たちを叱り、優しい心を持っていると言ってくれた加奈が殺人犯とは思えなかった。だから、彼女を犯人と決め付けている竜一を許せなかった。一方の竜一も加奈が犯人とは思えないが、現場から逃げている以上容疑者と断定せざるを得なかった。
「…………」
「…………」
「…………」
 三人は言葉を失ってしまう。三人の心に中に同じ一つの気持ちが芽生えていたからだ。それは「加奈は殺人犯なんかじゃない」だった。
「きゃあああああ…」
「悲鳴!?」
「あの子のだ!!」
「なにかあったのか!?」
 と、その時突然悲鳴がこだました。それは加奈の声だった。三人は慌てて声がしたほうに走った。
「あれは…」
「いやあああ…」
 加奈がいたのは大きな公園の中だった。彼女はなぜか大勢に人に襲われていた。
「おい、あれあんたの同僚か?」
「いや、あんな連中警視庁にはいない。」
「気のせいかな、俺にはあの人たちに生気が帯びているように見えねえんだけど…」
「まさか…」
「とにかくあの子を助けるぞ!!」 どうやら加奈を襲っている人たちを竜一は知らなかった。どうやら警察関係者ではないらしい。しかし、竜一は何か気付いたようだ。しかし、このままでは加奈の命が危ないと感じた三人は彼女を助けた。
「んっ…これは!?」
 その時、三人は足に何かが当たる感覚を感じて足元と見た。そこには赤、青、黄色の石が埋め込まれている三枚の鉄の板が落ちていた。三人はそれが何か判らなかったが、何かを感じたのかそれを手に取った。
「大丈夫か!?」
「あなたたちはさっきの…」
「逃げるぞ。立てるか?」
「逃げてください。」
「なに言ってるんだ、君も逃げるんだよ!!」
「あの人たちは人間ではありません。」
「なに!?」
 逃げるように言う三人に加奈は「自分のことはいいから逃げろ」と言う。彼女が言うには目の前ににじり寄っている人たちは人間ではないらしい。
「うおおおおおお…」
「なんだありゃ?」
 すると、加奈を襲ってきた人物たちが怪物と化した。一体どういうことなのか?
「あれは“クリーチャー”だ。」
「クリーチャー!?」
「人間に擬態する能力を持っている人型の怪物だ。本物そっくりに化けるために並大抵の人では見抜くことが難しいとされている。実際俺も今初めて見た。」
 竜一は言う…「あれはクリーチャーだ」と…。クリーチャー…それは人間に擬態することが出来る能力を持つおぞましい謎の生命体。その様子からも見て取れるように恐ろしい存在である。
「来るぞ!!」
 にじり寄ってくるクリーチャーの軍勢。その数は推定百体はいると思われる。四人は絶体絶命の状況に追い込まれた。
「えっ!?」
 その時、統治の腰にベルトが現れた。
「あれは…」
「なんだこれ…」
「その鉄の板をベルトに装着させてください!!」
「えっ!?」
「早く!!」
「分かった!!」
 統治の腰に装着されたベルトを見た加奈は黄色い石が埋め込まれた鉄板をベルトに装着させるように言う。
「変身…」
 状況を察したのか、統治は何かに導かれるように「変身…」と囁きながら黄色い石が埋め込まれている鉄板をベルトに装着した。
「こ…これは…」
 その瞬間、統治の体に鎧が装着された。統治は黄色い目の仮面を身につけ、黄色い鎧を纏った戦士になった。
「邪悪なる者を滅する聖なる戦士…仮面ライダーサード!!」
「仮面ライダーサード…」
「この姿のことか…」
「すげえ…」
 加奈は言う「これは邪悪なものを滅する戦士仮面ライダーサードだ」と…これには変身した統治だけではなく、悟郎と竜一も驚いた。
「なんだ…腕に力がみなぎるぞ…」
「その鎧は格闘能力に適した鎧です。」
「格闘能力!?それは俺の専門分野だ!!」
「戦ってください!!」
「言われなくてもやってやるぜ!!」
 統治が変身した姿は格闘能力に適していた。プロボクサー志望である統治にとってそれは専門分野だった。
「いくぜ!!」
 無数にいるクリーチャーの軍勢に果敢に立ち向かっていった統治。
「ぐおおおお…」
 得意なボクシングスタイルを駆使して敵の軍勢に立ち向かっていく統治。その強さは本物で殴られたクリーチャーは次々と爆発四散していく。
「ぶっとべーーーーー!!」
「ぐおおおおおおおおお…」
 統治はアッパーカットで一体のクリーチャーを宙に飛ばした。その宙に舞ったクリーチャーは空中で爆発四散した。
「次は誰だ!!」
 仮面ライダーとしての自分の強さに気付いた統治は大勢いるクリーチャーに対して挑戦的になる。ところが…。
「うわあ!!」
 統治は突然後ろから攻撃を受けた。それは遠方からの狙撃だった。遠距離攻撃をする敵がいたのだ。どうやら、この姿は遠距離攻撃には不利なようだ。
「なんだ…変身が解けたぞ!!」
「落ち着いてください、そのベルトは装着者を状況に応じて選ぶんです。どうやらあなたでは遠方の敵には不利だとみなされたようです。」
「そういうことは先に言え!!」
 その時、突然統治の変身が解けてしまった。しかし、加奈によるとベルトは状況に応じて装着者を選ぶらしく、格闘スタイルの統治では遠距離戦は不利だとみなされたようだ。
「さがってろ!!どうやら次に戦うのは俺のようだ!!」
「分かった…」
 そこに名乗りを挙げたのは竜一だった。彼の腰にはちゃんとベルトが装着されていた。
「変…身…!!」
 竜一は「変…身…!!」と囁きながらベルトに青い石が埋め込まれた鉄の板を装着した。すると、彼の体は青い目を持った仮面と青い鎧を身に纏った。
「これが俺の戦闘スタイルか…」
「その鎧は銃撃に長けています。それと同時に壁に先まで見ることが出来ます。」
「そういうことか!!」
 仮面ライダーとなった竜一の右手には銃が握られていた。どうやらこの鎧は銃撃をメインとしているようだ。
「そこか!!」
「ごおおおお…」
 それを知った竜一は狙撃を仕掛けようとする敵を的確に打ち抜いていく。
「隠れても無駄だ!!」
「がああああ…」
 物陰に隠れても竜一に銃の前には無駄な足掻きであった。竜一の力を込めた銃弾は分厚いレンガの壁さえも貫いた。
「もう遠くから狙ってくるやつはいないのか…」
 しばらくして狙撃を仕掛けてくる敵はいなくなった。竜一は拍子抜けしてしまう。だが…
「うおおおおお…」
「なに…!?うわあ!?」
 今度は剣や斧などの白兵戦用の武器を持ったクリーチャーが奇襲を仕掛けてきた。それに対応が遅れた竜一は反撃することもできずに攻撃を受けてしまう。
「変身が解けた…このクリーチャーは俺には不利ってことか…」
 奇襲を受けたと同時に変身が解けてしまう。どうやら、竜一の鎧は白兵戦に不利なようだ。
「後は俺に任せろ!!」
「頼んだぞ!!」
 今度は悟郎が名乗りを挙げた。もちろん彼の腰にはあのベルトが装着されていた。
「変身!!」
 大きな動きをしながら「変身!!」と叫ぶ悟郎は赤い石が埋め込まれている鉄の板をベルトに装着した。すると、彼の体は赤い目の仮面と赤い鎧を身に纏った。彼の手には長い槍が握られていた。
「その鎧は白兵戦に適しています。」
「よっしゃ!!」
 鎧の仕様を加奈から聞いた悟郎は自信満々に敵に立ち向かっていった。
「覚悟しやがれ!!」
 悟郎のやりは敵をどんどん貫いていく。
「うおおおおお…!!」
 そして、敵を一掃するために槍を力いっぱいに回して敵を吹き飛ばしていく。だが…。
「くそ…まだいるのか…キリがねえ…」
 しかし、それでも敵は歩みを止めなかった。悟郎は万策尽きていた。と、その時…
「なんだ…足に力がみなぎっていく…」
 悟郎は右足に力がみなぎっていくのを感じる。よく見ると右足から白い光が放たれていた。
「そうか!!」
 悟郎がなにかに気付いた。すると、彼は槍を使って棒高跳びの要領でジャンプした。
「うおおおおおおお!!」
 そして、空中で宙返りをし、白い光を放っている右足を伸ばすと斜めに急降下していった。どうやら無数の敵をこの一発のキックで玉砕させるらしい。
「ぐおおおおおおお…」
「やった!!」
「マジかよ!!」
「すごい…」
 その攻撃は見事命中。クリーチャーの軍勢は全滅した。そして、燃え盛る公園の中には竜一と統治、加奈…そして、仮面ライダーサードとなった悟郎の姿があった。
 だが、彼らは知らない…これはこれから起こる過酷な戦いの序章であると…。

                                   …TO BE CONTINUED

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仮面ライダーサード第1話予告

Posted by 桜埜春佑 on 21.2010 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
数奇な運命によって出会った三人の青年と一人の少女…

謎の怪物に襲われる少女を目の前にして三人の青年は戦うための力を得た。それは聖なる戦士仮面ライダーサードの誕生だった。

今戦う宿命に巻き込まれた三人のライダーの戦いが始まる!!

仮面ライダーサード紹介

Posted by 桜埜春佑 on 21.2010 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
オリジナルヒーロー小説「召獣戦隊マジックフォース」に続いてオリジナルヒーロー(ただし版権ですが…)第2弾が完成しました。第1弾では戦隊ヒーローでしたが、今回の第2弾のテーマは「仮面ライダー」です。しかも、私自身が構想したオリジナルです。
イメージ段階では「西遊記の孫悟空、沙悟浄、猪八戒が仮面ライダーに変身しおぞましい怪物に命を狙われる三蔵法師を守る」という内容だったので、登場人物は「西遊記」に登場するキャラクターが名前の由来になっています。ただ、作風はやや平成シリーズ寄りになってしまいました。
さて、まず最初は三人の主人公とヒロインの紹介です。この四人は三蔵法師一行の各メンバーが名前の由来になっています。皆さんは誰が誰なのかわかるでしょうか?
ちなみにここしばらくは「マジックフォース」とこの「仮面ライダーサード」のツートップで行きたいと思っています。

<ストーリー>
フリーターの晴天悟郎、刑事の河島竜一、プロボクサー志望の猪熊統治は一人の修道女と出会う。
だが、彼女は不気味な怪物の群れに襲われる。彼女を助けたいと思った時三人に戦う力が宿る。
それが聖なる戦士「仮面ライダーサード」の誕生だった。
それは数奇な運命によって出会った彼らの戦いの始まりだった。

<登場人物>
晴天悟郎(せいてんごろう)
主人公の一人。自由気ままに生きるフリーターだが、現在はバイク便の配達員をしている。
短気で怒りっぽいが、正義感は人一倍強く理由もなく人を傷つけることを嫌う。
フリーターではあるが、元々は暴走族の総長をしていた。20歳。

河島竜一(かわしまりゅういち)
主人公の一人。警視庁に籍を置くエリート刑事。父親はその警視庁の警視総監。それ故に上の警察官たち(一部)からは「親の七光りだ」と言われ快く思われていない。しかし、実力は本物で次期警視総監は間違いないとも言われている。
だが、そのことを鼻にかけるのを嫌う。22歳。

猪熊統治(いのくまとうじ)
主人公の一人。プロボクサーを夢見て田舎から上京してきた青年。学生時代はそれなりに強いボクサーだった。しかし、なかなかプロになれないことに思い悩んでいる。だが、それなりに頭角はあるようである。
短気な悟郎と冷静な竜一の間を取り持つが、失敗が多い。21歳。

三条加奈(さんじょうかな)
ヒロイン。元々は修道院に住んでいる修道女だったが、そこで発生した殺人事件の容疑者として警察から追われているところを悟郎たちと出会う。
考え方の違う三人のまとめ役で、彼女が唱える呪文によってライダーの変身を強制解除することができる。17歳。

ヴェスペリア攻略日誌22

Posted by 桜埜春佑 on 15.2010 ゲーム攻略日誌 0 comments 0 trackback
いよいよ最終決着となる第22弾です。

その最終決選の舞台となるのはアスピオ周辺の地下に眠っていた空に浮かぶ塔「古代塔市タルカロン」です。
最終決戦だけあってこれまでとは違う緊張感がありました。

しかし、その行く手を阻む者が現れました。それはこれまでユーリたちの前に何度も現れ戦いを挑んできたザギでした。ですが、今度の彼は様子がおかしい感じがしました。それもそのはず、ユーリに勝利するのに執着した挙句に自分の体を魔導器と融合させ、制御が利かなくなっていたのです。なんとか、勝利しましたが奈落の底に落ちていったザギはもう戦いを挑んでくることはないでしょう。変わり果てた彼を見たユーリたち9人は彼のことを「哀れな男だ」と言っていました。こんな哀れな最期を遂げたザギですが、レイヴンによると「その筋では有名だった」とも言っていました。

そして、ラスボスとなる名前はネタバレのため言えませんが、あの人との最終決戦。彼はかつて星食みを起こそうとし、今もその姿勢が変わっていない人間に失望し、彼らを犠牲として星食みを止めようとしていました。しかし、多くの人間を犠牲にして星食みを止めても何の解決にもなりません。それを止めるために戦います。彼とは2回戦います。1回目は難なく勝てましたが、問題は2回目ですこれが相手の本気なのです。初めての2回目ではライフボトルを使い果たして、敗北。日を置いて再び戦いを挑み、勝利しました。

そして、星食みを止める作業が始まりました。ユーリたち9人は力を合わせて星食みを止めようとしますが、星食みの力はそれ以上でした。しかし、そこへ第10の人物が現れました。ラスボスです。これまでのシリーズではラスボスは戦いに負けるとなんらかの形で消滅していきましたが、今回は生き残り、主人公たちと手を組むというのには意表を点かれました。彼の協力もあって星食みを食い止めることに成功し、世界は平和になりました。こうして物語はエンディングを迎えました。

その後、最後の映像では平和になった世界で動物と仲良くするラスボスが見上げた空にはどこかへ飛んでいくバウルの姿がありました。どうやら星食みを食い止め、世界が平和になりましたが、ユーリたち9人の旅はまだまだ続いているようです。

さて、3ヶ月続いたこの「ヴェスペリア攻略日誌」は今回で一先ず最終回です。しかし、まだ見てないイベントや手に入れていないアイテム、修得していない技や料理、そして、主役9人の奥義をまだ見ていないので。まだまだこのゲームはやって行きたいと思います。

ひとまず今回で最終回ですが、また書き込むことはあるでしょう。最初から見ていた方も途中から見た方も最後まで付き合ってくれてありがとうございました。

召獣戦隊マジックフォース全員集合

Posted by 桜埜春佑 on 05.2010 自分の掲示板絵 1 comments 0 trackback
召獣戦隊マジックフォース

数日前にお絵かき掲示板で描いたマジックフォースです。

キャラクターを位置づけるためにそれぞれ異なる武器を装備させてみました。

ちなみに使途が分かりづらいと思われるグリーンの武器は投げることで効力を発揮します。
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