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第2話「調査!!」

Posted by 桜埜春佑 on 31.2011 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
                          1
「うおおおおおおお!!」
「ぐおおおおおおお…」
「やった!!」
「マジかよ!!」
「すごい…」 
 謎のプレートを拾った晴天悟郎、河島竜一、猪熊統治の三人は謎のベルトによって仮面ライダーサードに変身して警察に追われる身の修道女三条加奈に襲いかかる謎の怪物クリーチャーの軍勢を退けた。ところが…
「えっ!?」
「なにやってんだよあんた!?」
 それは悟郎が変身を解いて束の間のことだった。突然鳴り響いた金属音。それは手錠が手にかけられる音だった。そして、その手錠を腕にかけられたのは加奈。かけた主は竜一だった。
「三条加奈。殺人の容疑で逮捕する。」
「ふざけんなよ、おい!!」
「…私は殺人なんてやっていません!!」
「事情は警視庁で聞こうか。」
「…そんな。」
「おいちょっと待てよ!!」
「悪く思うな、これが俺の仕事だ。一時三十八分逮捕!!」 
 結局竜一は悟郎と統治の制止も無視し、加奈を警視庁に連行して行った。
                       2
「私はやっていません!!」
「嘘をつくな!!現場には貴様以外いなかったんだぞ!!貴様がやったに決まっているだろ!!」
「…………」 
 そして、警視庁では取調室で加奈の取調べが始まった。加奈はここでも無罪を主張している。しかし、ものすごい見幕で怒鳴っているのは竜一ではなく彼の先輩刑事。その先輩刑事はまるで加奈を犯人と決め付けているようだった。一方の竜一はその様子を一言も発せずに見ていた。
「おい、河村!!」
「河島です!!」
「お前も何か言ってやれ!!」
 竜一の苗字を河島ではなく河村とわざとらしく名前を間違えた先輩刑事は彼に対して「お前も何か言え」と偉そうに命令する。
「きみ、本当の殺しをしてないんだな?」
「もちろんです。」
「…分かった。」 
 竜一は「きみは本当に被害者を殺していないのか」と加奈に尋ねた。加奈は殺していないと断言した。それを聞いた竜一は何かを決意した様子を見せた。
「おい、竜一はいるか!?」
「源さんどうしました?」
「下で二人の若造が騒いでいるんだ。殺人課の河島竜一を出せって。」
「まさか…」 
 そこへ、竜一とコンビを組むベテラン刑事老川源蔵が入ってきた。彼によると二人の青年が署内で騒ぎを起こしていて「河島竜一を出せ」と大騒ぎしていると言う。竜一にはその二人の青年に心当たりがあり、その二人が騒いでいる場所に急行した。
「河島竜一を出せ!!」
「三条加奈は無実だ!!やつは不当に彼女を逮捕したんだ!!」
「やっぱり…あいつらか…」
「知り合いか?」
「恥ずかしいですが、アンパン一個でケンカした相手です。」
「はあ?」
 そこにいたのは悟郎と統治だった。彼らは冤罪で不当逮捕された加奈の釈放を求めて警視庁に乗り込んだのだった。
「止せ、ここをどこだと思っているんだ!!」
「出てきたか…」
「あの子を釈放しろ。あの子は人殺しをするようなやつじゃない。」 
怒り交じりに加奈の釈放を要求する二人。そんな二人に竜一は呆れかえってしまう。
「そんなことか…」
「なんだと!!」 
 呆れ交じれに「そんなことか」と呟く竜一。その一言は二人に怒りをさらに強くしてしまう。だが、この後竜一は信じられない言葉を口にする。
「安心しろ、これから再捜査の許可を貰いに行く所だ!!」
「えっ!?」
「先輩たちは彼女を犯人だと思っているらしいが、俺はそうは思わん。だから再捜査をするんだ。」
「その言葉に嘘はねえよな!!」
「当然だ。あの子を再捜査につき合わせる。」 
 竜一はこの事件を再捜査すると言った。彼は最初から加奈が殺人を犯しているとは信じていなかったのだ。こうして、修道院殺人事件は再捜査が行なわれることになった。
                       3
「ここです。聖テレジア修道院は…」
「そうか…」 
 竜一と加奈は鑑識班を連れて事件が起きた聖テレジア修道院の門前に立っていた。この一見事件とは無縁な場所で加奈は殺人の濡れ衣を着せられたのだ。ところが…。
「へえここが現場か…」
「マジで殺人事件なんか起きなさそうな所だな。」
「…って、なんでお前たちがここにいるんだ!?」
 よく見るといるはずのない悟郎と統治がこの場にいた。これは一体どういうことなのか?
「なんでって俺たちは無関係じゃないだろ!?」
「そうだ、俺たち三人はこれを拾ってんだ。無関係って言い切れるか?」
「…ふん、好きにしろ。」
 統治は「俺たちは無関係ではない」と言い放った。それに続いた悟郎は「これを拾っている以上俺たちも関係者ではない」と言った。悟郎が言う「これ」とはクリーチャーとの遭遇時に手に入れた三枚のプレートである。二人はなぜ自分たちが謎の鎧を身に纏ってクリーチャーと戦うことになったのかが知りたかった。しかし、それには加奈が住んでいた聖テレジア修道院に行かなくてはならなかった。だから再捜査に同行したのだ。これには竜一も折れてしまった。彼も自分が装着した鎧とプレートの謎については気になっていたのだ。
「すいませーん!!」
 結局四人で再捜査をすることになった。竜一は四人を代表して門前のベルを鳴らした。
「はい…」
「いきなり申し訳ありません。私警視庁の河島です。シスター長殺害事件の再捜査に参りました。」 
応対したのは加奈と歳が近いシスターだった。だが…。
「シスター加奈!?」
「シスターミリア!!」
「お引き取りください!!」
 ミリアという名のそのシスターは加奈の顔を見るなり四人に対して「帰れ」と言い出した。その言動からは彼女は加奈を犯人だと思っているようだ。
「ちょっと待てよ、あんたもこの子が犯人だって言うのかよ!!」
「そうです。なぜなら私が第一発見者なんですから。」
 加奈を犯人視するミリアに激怒する悟郎。だが、ミリアには加奈が犯人だといえる証拠があった。それは自分自身が第一発見者であることである。
「それはただ現場を見ただけの見解じゃないですか。」
「彼女は重要参考人としてここにいます。捜査令状もあります。協力してくれますね!?」
「解りました…。」
 第一発見者であることを強調し、捜査を拒否するミリア。だが、竜一はこうなるだろうと思ってあらかじめ捜査令状を持ってきていたのだ。それを見せられたミリアは渋々捜査を許すことになった。
「シスター加奈が帰ってきた…。」
「なんということでしょう…。」
「…………」
「みんなこの子を犯人扱いかよ。」
「胸くそわりい」
「言いたいやつには言わせておけ。さあ捜査開始だ。」
 ようやく修道院内に通された四人。しかし、中にいたシスターたちもまた加奈を犯人扱いしていた。これに加奈は前を見ることができず、悟郎と統治も怒りを覚える。それでも捜査は行なわれることになった。
「シスター長の部屋…まずはここですか…」
「お願いします。」
 まず現場検証が行なわれたのはシスター長の部屋。じつはここが加奈がシスター長を殺害したとされる現場である。そこには血の痕や人の形をしたロープがそのまま残されていた。早速鑑識たちによって捜査が始まった。ところが…。
「わあ、すげえ!!これが鑑識か!!」
「なんなんですか、あなたは!?捜査の邪魔です!!」
「河島刑事、彼は一体誰ですか?」
「お恥ずかしいのですが、アンパン一個でケンカした相手1号です…」
「アンパン!?」
 犯行現場や鑑識捜査を初めて自分の目で見た悟郎は感激のあまり浮かれて捜査の妨げをする。
「なあ、その粉で指紋取れるんだろ!?」
「子供か、コイツは…」
 事件捜査などどこ吹く風。悟郎はこの現場で行なわれている捜査手法にやたらと興味を示し、周りに迷惑をかける。
「いい加減にしろ!!」 悪気はないものの捜査妨害をする悟郎についに竜一の堪忍袋の緒が切れた。
「なんだよ!!」
「お前な、俺たちは遊びに来ているわけじゃないんだぞ!!」
「捜査を見学してるだけだろ!!」
「どこが見学だ?どこが!?」
 捜査を妨害され烈火のごとく怒る竜一。一方、悟郎は悪気がないせいか悪びれる様子を見せなかった。しかし、これに竜一がある行動に出た。
「えっ!?」
「おい、なんだよこれは!?」
「捜査ができないなら被疑者を見張ってろ。」
「ふざけんな!!」
「これ以上ここにいるなら公務執行妨害で逮捕するぞ!!」
「なんだと!!」
「落ち着いてください。大聖堂に行きましょう。」
「ちっ!!」
 堪忍袋の緒が切れた竜一は加奈の両手の手錠を片方はずすと悟郎の右手につないだ。彼は「捜査に協力できないのなら被疑者を見張っていろ。これ以上捜査を妨害するのなら公務執行妨害で逮捕するぞ」と言った。ここに悟郎がいたら捜査が進まないと感じ、被疑者の建て前のもとこの場を離れさせたのだ。対する悟郎は邪魔者扱いされて怒りを覚えるが、加奈に宥められてこの場を去って行った。
「あれ…猪熊はどこ行った?」
「お連れの方なら調べたいことがあると言って書庫に行きましたよ。」
「書庫?そうか…これについて調べてるのか。」
 悟郎を現場から追い出した直後、竜一は統治がさっきからこの場にいないことに気付く。鑑識班の話によると統治は書庫にいると言う。どうやら先ほど拾ったプレートについて調べに行ったらしい。と、そこへ…。
「おーい!!」
「何やってんだ、現場捜査中だぞ。勝手なことをするな!!」
「わりい…あれ、あの晴天と加奈ちゃんはどこ行った?」
「ああ、捜査が進まないから別の場所に行ってもらったよ。」
 竜一が統治の話題をした途端、当の統治が戻ってきた。
「ところでその本はなんだ?」
 しかし、よく見ると統治の手には一冊の本が握られていた。
「これか?あのプレートのことが判らないかと思って書庫を調べてたらこの本を見つけたんだ。それであのプレートとベルトのことが載ってたんだ。」
「なんだって!?」
 統治はあの謎のプレートのことを調べていた。そして、最終的にこの本に記されている内容にたどり着いたという。
「なんて書いてあったんだ?」
「じつは…」
 これまで謎に包まれていた謎のプレートと装着者を選ぶベルト。二つの謎はこの一冊の本によって解き明かされる。それには竜一も捜査義務を忘れて食いついた。
「ダメじゃないですか、書庫の本を勝手に持って行っては困ります!!」
 と、その時一人の修道女が現れた。彼女は統治が勝手に本を持ち出したことに怒っているようだ。
「すいません。もう内容は解りましたからお返しします。」
 統治は勝手に本を持ち出したことを謝り、中の内容は解ったからと言って素直に本を返そうとした。
「ちょっと待った!!」
 しかし、なぜか竜一はそれを止めた。
「すいません、左手に何を持っているんですか?」
「えーと…それは…。」
 竜一は本を回収しに来た修道女に違和感を覚えた。なぜなら彼女はずっと左手を後ろに隠していたからだ。
「見せてください。」
 「左手を見せなさい」と竜一は詰め寄った。ところが…。
「くっくっく…やはり警察の目は誤魔化せなかったか…」
「なに!?」
「はあっ!!」
「くっ!!」
 その修道女は突然態度を豹変させた。そして、突然竜一に向かってナイフで切りかかった。竜一の読みどおり左手にはナイフが握られていたのだ。と、その時…。
「おいこれ…」
「まさか…」
 突然竜一の腰にあの謎のベルトが現れた。竜一と統治はあることに気付いた。
「貴様、クリーチャーだな!!」
「ほう、プレートを持っていたのか…ご名答。私はクリーチャーだ。」
 二人が解ったことそれは切りつけてきた修道女がクリーチャーであることである。修道女は否定しなかった。
「さあ、その本を返してもらおうか!!」
 修道女は醜悪なカメレオンを模ったクリーチャーへと変貌した。
「猪熊…その本は命に代えても守れ!!」
「言われなくてもそのつもりだ!!」
 竜一は統治に対して「プレートの謎が書かれたその本は死んでも守れ」と言うとスーツの懐からあの青い石が埋め込まれたプレートを取り出した。あの謎のベルトが現れたことは「クリーチャーと戦え」と言われていることと同じである。竜一はカメレオンクリーチャーと戦う意思を見せたのだ。
「変…身…!!」
 「変…身…!!」とそう囁きながら竜一は青い鎧を身に纏った仮面ライダーに変身した。
「ほう、貴様仮面ライダーに選ばれたのか…だが、私に勝てるか!?」
 「私に勝てるか」と不敵に挑発的な言葉を言うカメレオンクリーチャー。彼は能力である自身の姿を消せる能力を発動した。
「甘いな、そこだ!!」
「なに!?ぐはっ!!」
 だが、どんな敵も見逃すことのない竜一の能力には自分の姿を消す能力など無力だった。竜一の目はどんなに姿を隠した相手も見ることができる。竜一が放った弾丸は的確にカメレオンクリーチャーに直撃した。
「観念しろ、俺の目には透明になる能力など通用しない。」
 その後もカメレオンクリーチャーは自分の体を透明にして攻撃の機会を窺うが、その抵抗も空しく次々と竜一の銃撃が当たった。
「おのれ!!」
 そして、カメレオンクリーチャーはとうとう策に溺れてしまう。
「フィニッシュだ!!」
「ぐはっ!!」
 そして、竜一の最後の一弾が放たれ、その一弾がカメレオンクリーチャーを打ち抜いた。
「私を倒して終わりだと思うな…!!私を倒しても三条加奈は殺人犯のままなのだ」
「どういうことだ!?」
「まさか…」
「ぐわあああああああ…!!」
 しかし、死の間際カメレオンクリーチャーは「私を倒しても三条加奈は殺人犯のままだ」と言った。統治にはその言葉の意味を聞こうとするが、カメレオンクリーチャーは答えることもなく爆発四散していった。しかし、竜一にはその言葉の意味が解ったようだ。
「くそっ…そういう事か…」
「どうした、河島!?」
 「そういうことか」と変身を解いた竜一は悔しさまじりに呟いた。
「急ぐぞ、猪熊!!」
「それってまさか…」
 「急ぐぞ」その竜一の一言に統治もカメレオンクリーチャーが最期に言い残した言葉の真意が解った。
「晴天と三条加奈が危ない!!」
 カメレオンクリーチャーの最期の一言から二人は悟郎と加奈に危険が迫っていることを悟った。竜一と統治は大聖堂にいる悟郎と加奈のもとに走った。はたして、カメレオンクリーチャーの最期の言葉の真意とは…?そして、悟郎と加奈の運命はどうなるのだろうか?そして、統治が手に入れた本にはなにが書かれているのか…。

                           …TO BE CONTINUED
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仮面ライダーサード第2話予告

Posted by 桜埜春佑 on 31.2011 仮面ライダーサード 0 comments 0 trackback
こんにちは、約9ヶ月ぶりの仮面ライダーサードの本編です。ここ最近仕事の忙しさや暗い出来事があったため、なかなか第2話を作る機会がありませんでしたが、今回ようやく第2話が完成に至りました。それでは予告です。

 殺人の冤罪で警察の追われる修道女三条加奈の無罪を信じる三人の青年晴天悟郎河島竜一猪熊統治は彼女の濡れ衣を晴らすために、事件の捜査をする。しかし、彼らに魔の手が忍び寄っていた。

…といったところで予告はここまでです。この内容は真相は本編でお楽しみください。
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